
監督・脚本
中川龍太郎
Comment
『世界は美しいと誰かが言った』というタイトルが頭に浮かんでから、たった一時間でこの物語は書き終わった。撮影の直前になって、どこかで聞き覚えのある言葉だと思って、本棚を見た。長田弘さんの「世界はうつくしいと」があった。大好きな一冊だ。僕たちの無意識は無限で、僕らはその無意識の世界に満たされて、生きている。日々、自分で決めていると思っている事象も、感じていると思っている心情も、その裏には膨大な無意識の蓄積がある。僕たちは、覚えていない人たち、覚えていない景色、覚えていない言葉と共に生きている。世界中の全ての子どもたちの無意識の世界が、少しでも豊かで、美しいもので、満たされますように。そういう願いを持って、僕はこの物語を、信頼できる仲間たちと撮りました。














